今日、某理容美容系の専門学校に行ってきました。ビジネス系の授業を短期で受け持たせて頂くので、見学させていただきました。
私自身は、他にファッション系の専門学校でもマーケティングを教えているのですが、最近、入学してくる学生の、傾向が同じだと分かりました。
意外と、素直な子が多く、まじめです。そこでも、男の子がやや弱いと教えてもらいましたが。
授業は、素直な子が多くなったので、2~3年前に比べてやりやすくなった感じです。

意外と、先を見て、手に職など、堅実な子が増えています。
4年生の大学より、より専門的な勉強をということで、大学卒なども混じっています。

一時期、ゆとり教育の子供は、落ち着きがなく、問題児が増えたと思われてましたが、最近の子を見ると、一概に、ゆとり教育だけの影響ではなかったと思われるようになりました。(学力は別。相変わらず、40人いれば、10人は%の計算が危うい)

不景気がここまで、長引くと、すれることの無駄感(すれるのもパワーを使うので)もあるのかと思います。

当該校では、技術よりも「躾」と「協調性」を重んじている授業の進め方をしており、2年生になっても、しっかり授業をきくことが出来ておりました。

いい学校は、学生が卒業しても困らないように、根気強く、「人格」を叩き込んでいます。そういった学校が、結局は残っていくのだと思われました。
恵比寿にある、アナウンス・声優系の学校も素晴らしい学校です。

企業側も、甘やかせず、的確に教育していく。これからの卒業生は、不況の厳しさを知っているいい人材(バブル崩壊後に入社した団塊ジュニアが比較的に会社では優秀なように)だと思います。
また、中小企業でもいい人材が回ってきます。

チャンスととらえて、中小企業は、少々無理をしても、ここから先の採用は、積極的に行くのがよいかと感じました。